以前の記事で、雨漏りは自分で直せるのかという内容を取り上げました。
参考:「高額な雨漏り修繕…DIYは可能なのか」
基本的には、雨漏りの修繕は難易度が高く、屋根に登るなど危険性もありますので、推奨はしていません。
しかし、ご家庭によっては、経済的な側面からできるだけ費用を抑えたかったり、今すぐ業者にお願いできないため応急処置だけでもやっておきたいということもあるでしょう。
今日は、自分で簡単にできる雨漏りの応急処置についてご紹介します。
雨漏りが発生する原因を知る
以前の記事で、雨漏りの発生原因を突き止めることは経験と知識が必要と述べました。
その通りで、パッと見てわかる雨漏りもありますが、なかなか原因を発見できないものも少なくありません。
たくさんある雨漏りの原因の中でも、特に多いのは、建物の経年劣化です。
家が建った時はもちろん雨漏りしないように作られていますが、それが時間の経過とともに、紫外線や風雨などの影響により劣化していきます。
外壁にヒビが入ったり、塗装が弱くなったり、瓦がズレたり、窓のコーキング防水が剥がれたりします。
家に隙間があればそこから雨水は侵入してきますので、雨漏りになります。
雨漏りの応急処置方法
順番に解説します。
防水テープで補修
もしあなたが見ても、明らかに雨漏りの発生場所がわかるのなら、防水テープを使うといいです。
ホームセンターにも売っており、テープを貼るだけですので簡単です。
ブルーシートを被せる
ブルーシートは百均にも売っていますし、すでに家にあるというご家庭もあるでしょう。
これも屋根など、雨漏りをしている場所が特定できればそこに被せることで応急処置になります。
ただ、風などで飛んでいくことがありますので、固定には注意が必要です。
また、防水テープも同様ですが、場所によっては高所になり作業自体はシンプルでも危険が伴うことを頭に入れておきましょう。
バケツなどで二次被害を防ぐ
雨水が室内にポツポツと落ちている時に、その下にバケツを置くことで二次被害を防ぎます。
侵入場所が多ければ難しいですが、1つや2つであれば対処できます。
雨漏りが悪化する前にプロに見てもらおう
今日は、自分でできる雨漏りの応急処置についてご紹介しました。
これらは雨漏りが発生してからすぐにできる方法ですので、応急処置として覚えておいてください。
ただ、雨漏りは時間が経つにつれて基本的に悪化していきますので、今日よりも1ヶ月後、半年後の方が被害は大きく出てきます。
そのため、あくまで応急処置として、修繕については専門の業者に相談をすることをおすすめします。
弊社「株式会社恵建装」でもこれまで多くの雨漏りの修繕を行っており、確かな実績があります。
雨漏りでお困りの方は、ぜひ弊社「株式会社恵建装」までご連絡ください。