
「今すぐ確認したい住まいの安全対策」として、今日は、梅雨・台風シーズン中のチェックポイントについてご紹介します。
梅雨や台風の時期は、大雨や強風による被害が発生しやすく、住宅トラブルのリスクも一気に高まります。
被害を未然に防ぐためには、日ごろの備えと、シーズン中の定期的な点検が重要です。
梅雨・台風シーズンに特に確認しておきたいポイントを5つ解説します。
梅雨&台風シーズン中のチェックポイント
順番に解説します。
屋根の状態を確認する
屋根は雨風の影響を最も受ける場所です。
瓦のズレ、割れ、スレートの浮きや金属屋根のサビなどがないか、地上から目視で点検をします。
そこで万が一、破損が見つかった場合は、無理に登らず、専門業者に早めに相談をしてください。
雨どい・排水口の詰まりチェック
雨どいが詰まっていると、雨水があふれて外壁や基礎にダメージを与える恐れがあります。
特に、ベランダやバルコニーの排水口にゴミや落ち葉が溜まっていないかを確認し、清掃を行います。
長雨が続く時期は、週に一度のチェックがおすすめです。
外壁と窓まわりのシーリングを確認
外壁のひび割れや窓枠まわりのシーリング材の劣化は、雨水の浸入経路になります。
シーリングが硬くなっていたり、ひびが入っていたら補修のサイン。
ホームセンターの補修材で簡易的に補強するだけでも応急対策にはなります。
室内の雨漏りサインを見逃さない
天井のシミ、壁紙の浮き、サッシの下に溜まる水などは、すでに雨水が侵入している可能性があります。
梅雨や台風の最中に気づいた場合は、被害が広がらないようにバケツや防水シートで応急処置をして、早めに原因を特定、修繕しましょう。
停電や断水への備えも忘れずに
台風による停電・断水も想定して、懐中電灯や電池、飲料水、非常食を用意しておきます。
また、モバイルバッテリーやラジオなども備えておくと安心。
重要書類の保管や避難経路の確認もこのタイミングで行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?梅雨や台風のシーズンは、家の弱点が一気に表面化しやすい時期です。
大きなトラブルを防ぐためにも、日ごろから「早めの点検・小さな修繕・備え」を意識しましょう。
ちょっとしたチェックが、家族と住まいの安全を守る第一歩になると思います。