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軒天に使われる主な素材とその特徴を徹底解説

前回の記事で、「軒天」の基本情報とその役割についてご紹介しました。
「軒天」って何?家を守るその重要な役割について解説」(内部リンク)

家の外観の中で、あまり意識されることのない軒天ですが、その役割は見た目以上に重要です。
風雨や害虫から家を守り、屋根裏の換気を促すなど、住宅の快適性や耐久性を支える存在です。

そんな軒天に使われる素材には様々な種類があり、それぞれに特徴やメリットデメリットがあります。
今日は、軒天の素材について詳しく解説します。

 

軒天は家の外観や機能性を向上させる重要な存在

軒天は、家の軒下部分を覆う天井板で、外から見える場所であるため、外観デザインの一部としての役割も果たします。
また、雨風の吹き込み防止、害虫の侵入抑止、屋根裏の換気補助という実用的な機能も兼ね備えています。
素材選びひとつで耐久性やメンテナンス性、美観が大きく左右されるので、目的や地域性に合った素材選びが強く求められます。

軒天に使われる素材とその特徴

最近の住宅で使われる主な素材を順番に解説します。

合板(ベニヤ板)

最も一般的な素材であり、低コストで加工がしやすいのが特徴の合板です。
表面に塗装を施すことで見た目も整えられますが、水分に弱く、塗装が劣化するとカビや腐食の原因になるため、定期的なメンテナンスが必要です。

メリット:安価で施工しやすい
デメリット:耐久性が低く、防水性が弱い

ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)

ケイカル板は、不燃性・防カビ性に優れ、外部でも安心して使える軒天材として人気が高まっています。
耐水性もあるため、屋外に最適です。
軽量で加工しやすい点も施工のしやすさに貢献します。

メリット:防火・防水・防カビ性能が高い
デメリット:衝撃にやや弱く、割れやすい場合がある

繊維強化セメント板(フレキシブルボード)

繊維強化セメント板は、セメントに繊維を混ぜた素材で、非常に丈夫で耐久性に優れています。
不燃性もあり、耐候性・防火性も高いため、長期的に使用したい人に最適。

メリット:高い耐久性と防火性
デメリット:重くて加工が難しく、施工費用がやや高い

 

金属板(ガルバリウム鋼板など)

現代住宅のモダンなデザインに多く使われている素材。
防錆加工を施せば耐久性も高く、シャープな外観を演出できます。
ただ、熱伝導率が高く、結露対策が必要な場合がある点は注意です。

メリット:高級感があり、耐久性も高い
デメリット:価格が高く、断熱性に劣る

 

樹脂製素材(PVCなど)

耐水性・防カビ性に非常に優れ、メンテナンスの手間が少ない樹脂製素材。
軽量で扱いやすく、色やデザインのバリエーションも豊富なため、デザイン性を重視する人におすすめです。

メリット:メンテナンスフリーで耐久性◎
デメリット:高温に弱く、劣化時に変色や変形の可能性がある

まとめ

いかがでしたか?軒天は、素材によって機能性・耐久性・外観の印象が大きく変わります。

後悔しないようしっかり考えて選ぶ必要があり、コストを抑えたい場合は合板、メンテナンスを楽にしたいなら樹脂系やケイカル板、長く使いたいならフレキシブルボードや金属板が選択肢になります。

また、地域の気候や住宅のデザイン、今後のメンテナンスを考慮しながら、自分の家に最適な素材を選ぶことで住宅を長持ちさせることができるでしょう。

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